烏山線EV-E301系ローレル賞受賞記念弁当
烏山線EV-E301系ローレル賞受賞記念弁当・・・わずか1週間あまりの駅弁
普段よく立ち寄る機会の多い、大宮駅の駅弁売り場にて偶然見かけたのが、この「烏山線EV-E301系ローレル賞受賞記念弁当」です。
鉄道ファン以外は烏山線など知らないでしょうし、EV-E301系など全く興味がないと思われますので、一体誰をターゲットにしているのか、あるいは売れる算段があるのか、実に奇妙な気分になった駅弁です。
外観も不思議で、和風会席膳を思わせる容器に、烏山線EV-E301系車両の掛け紙を包んだものとなっており、デザイン的に完全に不釣り合いな状態になっています。
ただ、二段重になっていてボリューム感もありますし、価格が高いので、それなりに豪華な駅弁に仕上がっています。中身の開封動画は下記。
どうでしょうか? 高級幕の内弁当と表現しても良いかとおもいます。パッと見、柿を模したデザートが目立ちます。秋露のささやきなど、この秋に売られた日本レストランエンタープライズの駅弁には、このデザートが配されていますね。
食べてみると、全体的になかなかの美味です。ギンヒラス漬け焼き、魚肉入り卵焼き、野菜入り豆腐揚げ煮、帆立ひも柚子風味、サンマの菊花和え、カニ風味さつま揚げなどなど、なかなかの美味しさ。
ご飯も、銀杏やイチョウの葉を模した人参煮を配して、季節感が見事に演出されています。カニとイクラをトッピングしたお寿司も、美味しいです。
ただ、美味しいことは美味しいのでありますが、この内容と烏山線のローレル賞受賞には何も関係無いだろう、というツッコミだけは、どなた様も入れたくなるのではないでしょうか・笑。
あまりにも無関係であることから、駅弁の存在は頭には残りますけれども、実際にどんな内容でどんな味だったのかは、写真を見返してみないと、ちっとも思い出せなかったです。
でもまあ、そうは言ってもこの駅弁、販売期間わずか8日間だけの限定発売であり、あるいみかなりレアだと言ってよいでしょう。販売を狙って買ったわけではないので、偶然入手できた幸運を、喜んでいます。
(2015年10月24日、大宮駅で購入。1300円)