丸亀名物骨付き鳥弁当
丸亀名物骨付き鳥弁当（丸亀駅＆高松駅）の、駅弁売り場の情報や感想など
香川県は予讃線の丸亀駅に駅弁が誕生したことは、実に喜ばしい限りでした。2015年の春から販売されており、いつか食べてみたい駅弁の筆頭格でした。丸亀では骨付き鳥がB級グルメとして有名で、街中でこんな顔看板も撮ってみました・笑。
そして、丸亀名物骨付鳥弁当です。丸亀駅だけでなく、高松駅でも売られているので、実は私は高松駅で購入してしまっているのですが、可能であれば丸亀の売り場の売り上げに貢献してあげたい気持ちではあります。
駅弁の外箱には、骨付き鳥の説明も書かれています。
ではこの丸亀名物骨付き鳥弁当、最初に駅弁売り場の情報を記しておきましょう。次の項にて、まずはご確認ください。
丸亀駅の駅弁売り場はここ
駅弁売り場は、丸亀駅の改札口を出た、ちょうど真正面のセブンイレブンのところにあります。しかし、セブンイレブン本体の売り場ではなく、その隣の土産物コーナーに非常に分かりにくく置いてありますので、注意してください。会計はセブンイレブンになります。
上記の動画でも分かりにくかった、駅弁の売り場そのものの写真です。余りにも分かりにくくて、私はセブンの店員さんに「駅弁はどこに置いてあるのですか？」と質問をしてしまったほどです。
普通の人は、まず駅弁を見つけられないでしょうね。僕も、てっきりセブンの弁当コーナーに有るものとばかり思いましたから。そして「もう売り切れか」と勘違いするところでした。
丸亀名物骨付鳥弁当を食べてみた感想
今回はサンライズ瀬戸号のシングルツインにツアーを利用して高松までやってきたので、私は丸亀駅では骨付鳥弁当は買っておらず、高松駅で購入しています。上記の情報はその当日にチェックしたものです。
丸亀名物骨付鳥弁当を、まずは開封してみた動画から。加熱式の駅弁で、ひもを引っ張ると一気に熱くなり、そのまま5分強、待ってから頂きます。
待ちに待って、蓋を開けたところです。大ぶりな骨付きの鶏肉がご飯の上にデーンと乗っており、まずその迫力に驚きました。
鶏肉の表面には胡椒が目立ち、かなりスパイシーな出来上がりだろうと予測できます。
これを、極めて食べにくい事なのですが、箸で「よいしょ」と持ち上げて食べます。手づかみで食べたいところですが、こんなベトベトしたものを掴む訳にはいきません。手を拭くものも入っていませんし・・・。
食べた感想は、予想通りのスパイシーさでした。世界の山ちゃんのあの手羽先鶏肉のしょっぱさに、だいぶ似ているなと思いながら食べました。鶏肉の分量は多く、食べ応えがありました。
でも世界の山ちゃんの硬めの手羽先と違って、思ったよりも鶏肉は柔らかくて、箸でなんとか食べ終えました。ビールとの相性は抜群、丸亀名物骨付鳥弁当を食べるならば、ビール必須です。
脇には、鶏皮のぽん酢和えが。鶏肉の皮が苦手な人は、この駅弁は避けたくなるかもしれませんね。でも骨付き鳥よりもあっさりしていて淡白であり、私は美味いと感じました。
この駅弁には、鶏油（チーユ）が付いています。ただでさえ骨付き鳥がこってりしているのに、こんなものを付けたらギトギトになるぞと思って恐る恐る鶏肉にかけてみたところ、意外や意外、チーユをかけるとスパイシーなしょっぱさが緩和されて、逆にバクバクと食べられちゃうのでした。
これは凄い発見だなと思いながら、全てのチーユを骨付き鳥の上からぶっかけ、当然ながらご飯にもチーユがかかって、全体的に脂ぎっているにもかかわらず、それを余り感じないという不思議な状態になりながら、五目味飯もパクパク食べるのでありました。
B級グルメって、駅弁にすると不味かったりするんですよ。B級グルメはしょせんB級なので、ホカホカの出来立てじゃないとだめです。駅弁のように冷えたB級グルメは、よほど調理の腕前が上々の駅弁屋さんでないと、基本的に美味しくありません。
でも、丸亀の骨付き鳥弁当は、加熱式でアツアツ状態になるのが非常に幸いしています。それに、肉と油とご飯のコンビネーションも抜群で、不健康さに万歳したくなる気持ちです。
脂分たっぷりの駅弁にあって、付け合わせのカレー風味のボイルキャベツは、味もほんのりとしか付いておらず、口直し的に非常に美味しかったです。
この丸亀名物骨付鳥弁当、何度も連続して食べるようなものではないでしょう。しかし、四国に来たら、一度は味わってみたい駅弁です。ビールを片手に、濃厚な骨付き鳥をむしゃむしゃ食べてみてはいかがでしょうか。
もちろん、お子様も含めて、若い人にもかなり喜ばれる駅弁だと思います。育ち盛りの人がこの駅弁を食べたら、高カロリーさに体も喜ぶと思います。
購入データ（
今回、私が購入した時の記録です）
購入場所
高松駅のCOM高松ショッピングセンター内、1階のみどりの窓口のすぐ前にある駅弁売り場にて購入。
購入日時
2017年9月25日、午前8時過ぎに予約と会計、受け取りはその日の夕方。今回は丸亀名物骨付鳥弁当と共に、あなご飯、幕の内高松、サンポート高松幕の内弁当の4種類を購入。
価格
1350円（税込み）
ラベル表示
販売
株式会社ステーションクリエイト東四国
香川県高松市浜ノ町8-24
087-851-7710
（ホームページはありますが、駅弁の記載ははありません）
製造は四国ではなくて、瀬戸内海を渡ったお隣の岡山駅の駅弁業者、三好野（みよしの）に委託しています。
