山手線弁当(東京)
山手線弁当(東京)・・・鉄道ファンなら誰もが感じる、買って楽しい駅弁
大宮駅から北上して、北関東の乗り鉄を楽しもうかと思って、駅弁売り場「膳まい」を覗いてみると、山手線弁当なる駅弁が売られているのを発見して、大いに興奮しました。
まだ旅に出る前ですし、北関東に行くのに山手線弁当を買うわけにはいかぬと思いましたが、どうにも我慢できず、つい買い求めてしまいました。中身がずれないように慎重にリュックサックに収納して、この日の夕食用の駅弁としたのでした。
凄いですね、山手線の新鋭E235系電車の外観を模してた、紙製の容器の駅弁です。まさか山手線弁当なる駅弁が売りだされるとは、想像もしていませんでした。完全に、意表を突かれました。中身が二段重ねになっている点も含めて、高価になりがちな駅弁だと思うのですが、価格は驚きの980円です。
製造・販売元のデータ
購入場所
大宮駅の駅弁売り場の膳まいにて購入。
日時
2018年10月6日の午前10時くらいに購入。
価格
980円(税込み)
ラベル表示
動画を確認の事。
販売
株式会社古市庵
福岡県久留米市天神町146
http://www.koichian.com/
古市庵は、お持ち帰り用のお寿司やお弁当などのお店を、大都市中心に展開しています。山手線弁当に関しては、ラベル表示によると「株式会社古市庵KS」と表示されており、どこかで外注生産しているのだと思われます。
E235系の外観も含めて子供向けだが、意外と酒の肴にピッタリなのだ(^^♪
山手線弁当を開封しますと、恐らくほとんどの人が驚く、二段重ねの駅弁です。これと全く同一の仕組みの駅弁で、以前に東京の膳まい店舗で売られていたものとして、カシオペア弁当が有ったのを思い出しました。それも、古市庵さんが取り扱っていたのでしょうね。
入れられているものを、以下に記しますね。カシオペア弁当の時とは、ほぼ似通っています。基本的には外箱を変更して、色々な「鉄道弁当」を作る事が出来そうです。楽しいな。
お品書き
・お寿司
・玉子焼き
・鶏の竜田揚げ
・鶏団子
・煮物(椎茸、蒟蒻、蓮根、人参)
・きんぴらごぼう
・焼き鮭
・蒲鉾
・さつま芋煮
外箱から、どのように中身のお重を取り出すのかは、動画にて確認してみて下さい。
ご飯のお重は、お寿司になっています。 古市庵はお寿司屋さんですから、炊き込みご飯などではなくて、お寿司で勝負してきています。お稲荷さん、海苔巻き、そしててまり寿司の3種類です。
ほら、このように海老がくるっと丸くなっているてまり寿司は、とても可愛らしいです。駅弁としては珍しいお寿司になりますね。量は少なめですし、駅弁の外観からすると、どちらかというと大人向けと言うよりは子供向けの商品だと感じます。
おかずの重です。特に凄いものが入っている訳ではなく、右から鶏の唐揚げ、鶏肉団子、焼き鮭・・・
煮物、さつま芋煮、蒲鉾、玉子焼きと、普段食べるようなおかずが並びますね。味の方は特に期待するようなものではなく、山手線弁当としての存在を楽しむような駅弁だと思います。
私は、お酒の肴にする事にしました。ちょうど鶏団子などはピッタリですね。
ほら、このようにお酒を買い込んでホテルの一室に閉じこもって、この日は東武伊勢崎線のトレインビューの、ホテルニューロイヤル(館林)に宿泊して、目の前に山手線、窓の外には東武鉄道という、鉄道ファンとしては最上の一夜を楽しんだのでした(^^♪
山手線弁当が、いつまで販売されるのかは分かりません。長く売られるタイプの駅弁ではないと思いますので、見かけたら、早めに買い求めると良いでしょう。お子様が鉄道ファンならば、お土産として購入するのも良いかもしれませんね。