終売となった駅弁の記録 ~鉄宿別館~

既に販売が終了してしまった駅弁の記録を残します

バター醬油香るステーキ焼肉弁当

バター醬油香るステーキ焼肉弁当(八戸駅)・・・次に買う事は無いかな

 

一応、駅弁が大好きで年間数百個食べますし、買ったものは極力掲載します。しかし、美味しくない駅弁も相当数あり、正直、困惑する事も多いです。首都圏でも幅広く駅弁を販売をしておられる八戸駅の吉田屋さんの駅弁などは、美味しいものなどほとんど無いと言っても良いレベルです。

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所沢市西武百貨店の食品売り場で購入した、このバター醬油香るステーキ焼肉弁当も同様でした。パッケージとネーミングは超入り流なのに、味は本当に三流で酷かった。動画にも掲載しましたので、どうぞご覧ください。

 

購入データ(今回、私が購入した時の記録です)
購入場所
所沢西武百貨店のダイドコグロッサリーにて購入。
購入日時
2018年12月7日、午後3時前に購入。
価格
1380円(税込み)
ラベル表示

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製造
株式会社吉田屋
青森県八戸市一番町1-2-1
0178-27-4554
http://koutazushi.com/sb.cgi?cid=51

 

開封して、見るからに不味そうな姿に大いに落胆・・・


吉田屋さんの駅弁は、開封すると落胆する事ばかりです。その割に値段が非常に高い。今回も、1380円も撮られて、開けてみるとこれです。

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焼肉の上にステーキが乗っているというものですが、何と言いますか、まるで岩石のようではありませんか。どう見ても、美味しそうには見えません。不味そうなものを食べるというのは、テンションが下がるものです。

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副菜も、この業者さんはイマイチなんだなあ。

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「岩石」部分、ステーキを食べてみます。想像よりは固くないので、とりあえずはホッとします。ただ、どうやったらこのような味わいのステーキになるのか、不思議でならない味と言えます。

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牛焼肉の部分です。固まってベトついた脂分が多くて、決して美味しいものではありません。こうなると、バター醬油の味わいは、肉から出る不味さを胡麻化しているのではないかと邪推したくなるほどですね。もっとシンプルに美味しい焼肉駅弁を作ってもらいたいものですね。

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これが、800円くらいならば「まあいいか」と思いますが、まさかの1380円の高額駅弁ですから、文句の百個くらいは言いたくなります(多いな・笑)。いつも書いていますが、見た目ではなく、中身が美味しいお弁当を作って頂きたいです。実にガッカリでした。

二味いくら弁当

二味いくら弁当(八戸駅)・・・しょっぱすぎてその後、喉がカラカラに

 

北東北の三陸路を走る、東北エモーションという大人気のレストラン列車に乗りに行きました。その時に本八戸駅近くの八戸プラザホテルに宿泊して、客室から八戸線の鉄道を見ながら賞味した駅弁が、八戸駅の吉田屋さんの駅弁、二味いくら弁当です。

 今回はとろサーモン炙り寿司と共に購入しています。前回、八戸に泊まった時に、福を呼ぶ海鮮萬両玉手箱やスタミナ源たれ牛焼肉弁当を購入して、高い割には美味くない(というか不味い)駅弁にがっかりしたばかりなので、かなり警戒しながら購入しました・苦笑。

 外観は、こんな感じです。吉田屋の駅弁は、どれも外観だけは見事な出来栄えで、店頭で買う時は真剣に悩みます。外観に引けを取らない中身だと良いのですが・・・。

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側面から撮影。青い森鉄道の電車が描かれていますね。鉄道ファンにとって、嬉しいです。

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この外箱を見ると分かる通り、二味とは2種類のいくらが乗っかっている事でついたネーミングだと分かります。柚子いくらと、鮭おかか和え塩いくらです。変に加工しない方が美味しいような気がしますが、食べてみなければ分かりません。

 

食後に異様に喉が渇くのは、何が影響しているのか知りたい

 

蓋を取ってみますと、お弁当としての見栄えもなかなかです。すぐにむさぼって食べたい気持ちを抑えながら、冷静に味のチェックをしてみました。

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下の写真の下側(上の写真で言うと右側)が、柚子いくらです。まずこちらから頂きました。なぜかというと柚子いくらのほうが、いくらの粒が大きかったからです。

 口の中に入れるとほんのり柚子の香りを楽しめて、これは美味しいなと感じました。酢飯の炊き上げ加減も良く、柚子いくらと合って、上品な料理になっているなと感じましたね。

 続いて塩いくらです。これもひと口めは、美味しいです。濃厚ないくらの味わいはパンチが効いていて、柚子味を食べた後に、目が覚める思いです。

 ただ、どうなんでしょう、どうも塩辛すぎると思いました。どちらかと言うと私は薄味を好むので、塩辛いものが好きな人にはぴったりだとは思いますが、しょっぱすぎて全部食べるのがシンドイと感じたほどです。

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もう一度、柚子いくら。塩と柚子、どちらも甲乙つけがたいとは思いますが、しょっぱさが薄い分だけ、柚子いくらの方が好みです。食べ続けていると、しょっぱさ以外にも、添加物の味わいも多少感じられて、完食が苦痛になりました。ま、妻と駅弁を半分ずつ食べるので、何とかなりましたが。

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ホテルでは、こんな感じでトレインビューを楽しみながら食べました。本来ならば私はイクラが大好物なので、「やめられないとまらない」状態で平らげるのですが、なぜか苦労して食べ終えました。

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とにかく、しょっぱすぎると思うんですよね。「こんなものを毎日食べたら体壊すぞ」という、生命体本来の拒絶反応が出まして・苦笑、頑張って食べ終えました。

その後に新幹線に乗車した時のカラカラ感は半端なく、Twitterのフォロワーさんに以下のようなツイートをして、愚痴りました。どうやら塩分と添加物に、やられた模様です。

 

決して不味いとかそういう感じではないのですが、またしても吉田屋さんにはやられました。もっと自然な味わいにできないんでしょうか?

 同じ八戸駅の駅弁として新しく登場している三咲羽や(みさわや)さん等は、添加物ほぼ皆無の駅弁を作っていて、今回それらを購入して非常に感動しましたから。

 南千歳駅で以前に購入したいくら弁当、あのような味わいを期待していたのですが、だいぶ違いましたね・・・。

 

 
(2016年11月11日、八戸駅で購入。1300円。)

会津う米う米弁当

会津う米う米弁当(会津若松駅)・・・内容の割に値段が高いと不満な妻

 

尾瀬に登山に行くために、会津の山奥の桧枝岐村に宿泊しました。しかし、登山予定日に山頂部に厚い雲がかかっていたために、この日の登山をあきらめ、「会津鉄道に乗りに行きたい!!」と妻にわがままを言って、会津の鉄道旅行を楽しみました。

往復とも、AIZUマウントエクスプレスに乗車です。会津高原尾瀬口駅で、夫婦二人の会津若松駅までの往復乗車券を買い求めると、何と約8000円もして、かなりビックリでした・苦笑。

しかし20年以上ぶりの会津鉄道ですし(しかももう忘れちゃって前回の記憶はない)、頑張っている会津鉄道を応援したい気持ちの方が強いので、8000円を喜んでお支払いさせていただきました!キリッ<`ヘ´>

 

さて会津若松駅での最大の目的は、(と言ってもそれ以外の目的は無いんですけど)、普段訪問する機会が皆無に等しくて、東京でもまず売られる事の無い、会津若松駅の駅弁をゲットすることです。今回は、下記の赤い丸を付けた2つの駅弁を、購入させていただきました!

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さて1つ目、会津う米う米弁当です。お値段は1100円也。・・・案外高い値段なので、妻は相当に「美味い」駅弁だと思ったみたいです。見た感じは、かなり良い雰囲気ですね。(でも、駅弁の掛け紙の重要なところにシールをベッタリと貼るのは、どうなんでしょうか。。。)

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中身を実際に開封してみたところが、これです。

 

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正直なところ、お値段1100円なので、夫婦二人で「ん???」という感じになりました。おかずも、鶏のから揚げ、妙に長い卵焼き、里芋の磯部揚げ、おはぎ、等々です。超普通です。

じゃあ肝心の「お米」が相当に美味なんだろうという事で、パクッといっちゃったのですけど、・・・まあ私も食べさせていただきましたが、美味しいことは美味しいです。

マイタケ入りおにぎり、梅おにぎり、白ごまおにぎり、黒ごまおにぎりと。でも待てよ、と。いくらなんでもこの内容で1100円は高すぎだろう?というのが、経済観念に長けた主婦の考えです。

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実は、私がメインで食べさせていただいたもう一つの駅弁、「会津のおばあちゃん」も、1100円でした。でもこの駅弁は本当に美味しくて、リピートしたくなるほどでしたから、相当に落差がありました。

という事で、妻的には、会津うまいうまい弁当は、お値段が750円くらいだったら全然オッケー!との事です。でもねえ、確かに今回のは高すぎるとは思いましたが、新幹線の乗換駅でもない会津若松駅で、なんとか踏みとどまって駅弁を売ってくれていること自体に、拍手したい気持ちもあります。

会津のおばあちゃん弁当は実に美味でしたし、許してあげても良いんじゃないでしょうか? 今度また訪問する機会が有ったら、当然他の駅弁を食べさせていただきますね(^^♪

(2015年10月4日、会津若松駅で購入。1100円)