終売となった駅弁の記録 ~鉄宿別館~

既に販売が終了してしまった駅弁の記録を残します

なつかしの18品目弁当

なつかしの18品目弁当(浅草駅、北千住駅

東横イン前橋駅前に宿泊して登利平の鳥めし弁当(竹)を食べたのち、群馬の貴重なローカル私鉄、上毛電鉄に20年ぶりに乗車して、下記のような感じで楽しんできました。




赤城駅から久しぶりに東武鉄道の特急「りょうもう」号に乗車して、北千住駅で下車。東武線の電車を色々と眺めていた時に気がついたのが、この売り場。特急列車専用ホームの手前の、目立つのか目立たないのか分からないような場所にあります。

東武北千住駅の駅弁売り場


普段は私鉄の駅弁は全くフォローしていないので、自分的にはかなり、意表を突かれた思いです。さてどうしたものかとお店を見てみます。下記のようなラインナップが見受けられます。

東武北千住駅の駅弁売り場で売られている駅弁


ん??見覚えのある駅弁も多いな。と思ったら、JR東日本フーズの駅弁と、東武鉄道の浅草駅と北千住駅で弁当を売る東武商事の2社の駅弁を、ここで売っているのでした。

今この画像を見ると、「男弁当」などという謎の駅弁を売っていますね・笑。どうしてそれを買わずに、なつかしの18品目弁当にしたんだろうか? 売り切れていたのかな? 今となっては覚えていません。今度また、訪問してみようと思います。


(2015年12月14日、東武北千住駅で購入。1000円)

 

なつかしの18品目弁当を食べてみた感想

ところで、何が「なつかし」の18品目弁当なんでしょうかね? 駅弁の掛け紙には何も書いていないし、店頭でも何の解説もありません。

なつかしの18品目弁当の外観・掛け紙


開封してみました。嬉しいことに、きちんとお品書きが入っています。これが有るのと無いのでは、印象も違いますし、駅弁を食べる時の楽しさも違います。東武商事にお弁当を卸しているゆば料理屋さん、宇豆基野(うずきの)さん、ナイスな仕事っぷりです。でも結局、何が懐かしいのかは分かりませんでした・笑。




中身は、18品目という品数豊富な幕の内弁当、と言ったところです。ただし、甘く見てはいけません。幕の内弁当としては、相当に上品かつ美味なる味わいです

鶏のから揚げが入っていますが、そこらへんの唐揚げ弁当よりもはるかに美味いです。全てのおかずが、全体のバランスを崩さずに、調和をもって並べれていて、感心します。

なつかしの18品目弁当の中身


手前側にゆばの含め煮が配置されていて、さすがゆば料理屋さんの駅弁ですね。煮物なんかも、首都圏で最大手クラスのJR東日本フーズの駅弁とは違って、よほど好ましいです。

なつかしの18品目弁当が美味しい


なお今回は、上州赤城山の麓からはるばる北千住まで来たという事で、実は赤城駅で群馬の地酒を買ってきました。地酒&駅弁という、贅沢な組み合わせで、きちんと作られた「料理」を堪能しました。

特別純米酒、赤城山

(2015年12月14日、北千住駅で購入。1000円)これで1000円とはお得