小倉御弁当・響
小倉御弁当・響(小倉駅)・・・小倉駅限定、北九州の味を楽しめる駅弁
山陽新幹線に乗って、九州にやってきました。下車するのは小倉駅です。小倉駅の駅名板を見ると、JR九州エリアに入ったなと分かり、嬉しくなりますね。今回はこの小倉駅で、小倉駅限定販売の小倉御弁当・響(ひびき)を購入しましたので、ご紹介しましょう。
今回、小倉駅では、同じく北九州駅弁当さんが製造するロングセラー駅弁、無法松弁当も購入しています。あわせて無法松弁当のレビューもご覧いただければと思います。では、小倉御弁当・響の外観から。外箱にフィルムとラベル表示をした状態のものです。
フィルムを剥がして、外箱の状態でもう一枚。小倉駅限定の文字が嬉しいです。
動画では、「小倉御弁当・響」と言わないで、「響」を抜かして「小倉御弁当」と言っていますね、私。正式名称はあくまでも小倉御弁当・響ですので。
購入データ
購入場所
小倉駅の新幹線の改札口内の駅弁売り場「駅弁処」にて購入。
購入日時
2017年6月17日、午後3時半ころに購入。
価格
1130円(税込み)
ラベル表示
製造・販売
北九州駅弁当株式会社
福岡県北九州市小倉北区下富野3丁目11-6
093-531-0036
https://www.k-ekibento.co.jp/item/ekiben.php
(ウェブサイトには、一部の駅弁しか掲載されていませんね)
北九州らしい食材が入っていて、旅をしている気分に浸れる
さて、小倉駅限定という事で、何が入っているのか非常に楽しみでした。開封してみると、こんな感じになります。小分けされて、色んなものが入っているのが嬉しいです。ぱっと見で、お酒が進みそうな雰囲気を感じます。無法松弁当と、ダブルで酒が進みます。
お品書き
・ご飯
・煮物(蓮根、イカ、筍ほか)
・あさり飯
・穴子寿司
・青海苔ふぐの唐揚げ
・じんだ煮鯖
・ピンク団子
・玉子焼き
・たこ照り焼き
・ポテトサラダ
・つくね団子
・花豆
・蒲鉾
・数の子ウニ
・花麩
・付け合わせ
まず真っ先に食べたのが、ふぐの唐揚げです。北九州らしい食材です。高級魚のフグを駅弁で食べることができるのは、実に贅沢です。味としてはたんぱくで上品すぎるので、特にインパクトのあるものではないような気はしますが、ご当地食材ですから、これが入らないとね。
タコ煮も入っています。ただしお品書きではタコの照り焼きと書いてあって、・・・どう見ても焼いているのではないと思うので、照り煮と称すべきだと思うのですが、こってりとして美味しいから、まあ良しとします。
そして、小倉と言ったら無法松弁当と並ぶロングセラー駅弁のあなごちらし寿司が、ちょとだけ入っています。酢飯で食べる煮穴子というのは、関東ではほとんど食べないと思いますので、ここまで来た甲斐があったなあと感慨深くなります。
あさり飯、じんだ煮鯖、煮物などです。北九州駅弁当さんの駅弁にはじんだ煮鯖が入れられているものもいくつかあり、北九州らしい郷土料理ですし、食べる価値が大いにありますね。
上記の写真の花豆の隣に隠れるようにして入っていたのが、数の子ウニです。プチプチ感が絶妙で、そしてとにかくお酒が欲しくなる「麻薬」のような食べ物ですね・笑。
デザートの団子です。ま、普通の団子ですけど、食後に甘いものを食べたくなるのが人情というやつですから、素直に喜んでいただきました。
とまあ、こんな具合なのですが、北九州駅弁さんはこのほかにも九州のご当地駅弁として九州物語を作っていらっしゃいますから、そちらとの差別化が難しかったのかな、というような気もしました。小倉らしさが、ちょっと限定的だと思いましたので。
でも、美味しいからオッケーです。今回は小倉駅直結のステーションホテル小倉の室内で、トレインビューを楽しみながら賞味しました。小倉にはまだまだ美味しい駅弁が沢山あるので、九州の行きかえりに、意識して購入したいと思います。