特急あずさ誕生50周年記念弁当
特急あずさ誕生50周年記念弁当(小淵沢駅・茅野駅)・・・外観だけでなく味も最高!
小淵沢駅の駅弁は、美味しいものが勢ぞろいしています。高原野菜とカツの弁当が大好きで、この駅弁屋さん、丸政さんのお弁当は何度も食べています。
今回は所用で新宿駅に行った折に、鉄道ファンが喜ぶような特殊な外観の駅弁、特急あずさ誕生50周年記念弁当を発見して、即座に購入しました。この時はあわせて丸政さんのサンドイッチ駅弁、清里高原カツサンドも購入しています。
どうです、この外観は。今は亡きボンネット型の181系電車を模した外箱が、非常にユニークです。「よくぞ作ってくれた!」という気持ちになります。お子様連れの鉄道ファンの方とか、最高に喜ぶんじゃないでしょうか?
外箱の上部に書かれた「誕生50周年」という文字と、中央東線の路線図です。ここは昔に倣って、「中央東線」と表現したくなりますね。
それにしても、特急あずさ号も既に50年も走っているのですね。そんなになるのか。あずさ号の活躍の陰に隠れて姿を消していった、「急行アルプス」なんてのもかなり魅力的なので、値段を高くしても良いので「急行アルプス惜別弁当」なんてのも、作って頂きたい気分です。
なお今回の特急あずさ誕生50周年記念弁当は、2016年の10月1日から12月末までの限定販売になります。見逃し難い駅弁なので、ぜひ購入してみて下さい。小淵沢駅、茅野駅で販売となります。
新宿駅でも売られているようですが、その後に私が何度か新宿の駅弁売り場を訪問した際には、全く姿を見かけませんでした。店頭に並ぶと、もしかしたら瞬時に無くなるのかもしれません。
食べたら非常に美味しくて、かなり驚きました
では、中を開けてみましょうか。181系特急型車両の後ろの部分を引っ張り出すと、駅弁の中身の部分が姿を現します。そして紙の箱の中に、プラスチック容器の駅弁「本体」部分が納められていて、同時にお品書きもその上に乗っています。
中身そのものを撮影したのがこちら。パッと見、単なる普通の駅弁のような感じがします。販売時期のせいか、秋を感じさせる見た目でもあります。
が、一口食べて、驚きました。「美味い!!!」・・・美味いのです。下の写真は甲州ワインビーフすき焼きです。今まで食べた中で、最も美味しいすき焼き駅弁です。この部分の下には白ご飯が有って、お肉とご飯を一緒に食べると、食欲を止めることが出来ません。
この部分は、甲州ワイン豚のソースメンチカツです。これも美味い~~! メンチカツとしては最上位クラスに入る旨さです。ソースがたっぷりかかっていますが、メンチカツの味覚をむしろ引き上げてくれて、これもまたご飯が進むおかずです。実に困る。
メンチカツの左隣にあるお肉は、信州牛の炭火焼肉です。先ほどのすき焼きとは風味が顕著に違っていて、全く食べ飽きることなく頂くことが出来ます。
信州牛炭火焼肉の下には、なんと松茸ご飯が敷いてあります。松茸本体は、牛すき焼きの左側に写っていますね。今どき松茸は非常に贅沢で、きのこの味が付いたご飯と炭火焼肉が美味さの相乗効果を発揮しており、実に見事なハーモニーと言えます。
再度、特急あずさ誕生50周年記念弁当の全体写真を掲載します。ピンク色の部分、写真に向かって左側は、ワインらっきょうです。そして右側は赤かぶです。口直しの味覚もまた、牛肉の箸休めとしては最適のものであり、細部にまで注意が払われているところに好感が持てます。
最後に、丸政さんのホームページから拝借した、特急あずさ誕生50周年記念弁当の画像を貼り付けておきます。そのうち削除されるはずなので、これも記録のうちです。
丸政さん、中央東線の旅をいつも楽しいものにしてくれる駅弁の提供、本当にありがとうございます。今後も、食べたい駅弁がいくつかありますので、改めて小淵沢駅を訪問させていただいて、腹いっぱい、駅弁を堪能したいと思います!
(2016年10月19日、新宿駅で購入。1300円)