終売となった駅弁の記録 ~鉄宿別館~

既に販売が終了してしまった駅弁の記録を残します

DJ400鉄カツダイヤ弁当

DJ400鉄カツダイヤ弁当は、鉄道ファンなら楽しんで食べられる

JR東日本鉄道博物館や、上野、大宮、新宿、東京の各駅弁屋にて2015年8月から販売開始になったのが、DJ400鉄カツダイヤ弁当です。鉄道ファンならば、一瞬にしてこの駅弁に目が行くと思います。

DJとは、ダイヤ情報の意味で、400とは、雑誌「鉄道ダイヤ情報」400号記念という意味ですね。鉄活の名の通りカツをメインメニューにした駅弁です。

また、カツは撮り鉄に因んで鶏カツ(チキンカツ)であり、乗り鉄に因んでのり弁風に仕上げています。まあダジャレ世界ですが、愉快でなかなか良いんじゃないでしょうか。

 

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で、中を開けてみた動画がこちら。駅弁ラベルがユニークで、JR時刻表の駅弁探偵団のコーナーのイラストを描いている、高梨智子さんの手によるものです。

 

 

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下記の、車輪をイメージしたマカロニが、印象を決定づけています。「鉄」以外は車輪には見えないんでしょうけど、鉄は見た瞬間車輪とか動輪に見えるから不思議です。

 

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手前のチキンカツは、柔らかく仕上がっています。その分、衣もフニャリとしているので、これは好き好きでしょうが、私は小淵沢駅の高原野菜とカツの弁当のチキンカツのように、衣は常にパリッとしていて欲しい派です。

 

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なお、上記のチキンカツの奥の方に目立たない風情で入っているのが、鶏レバーの時雨(しぐれ)煮です。DJ400鉄カツダイヤ弁当って、どちらかというと若者向けのような気がしないでもないですが、こんなオッサンが好むようなものが入っていてうれしいです・笑。

このレバー煮が有るおかげで、DJ400鉄カツダイヤ弁当が、酒の肴にもなるという、これは素晴らしい発明ですね~。ちなみに鶏の肝が入った駅弁は、新庄駅最上のとりもつ弁当のや、横川駅の峠の鳥もも弁当があります。駅弁で肝を食えるなんて、乙ですね。まいう~~、です。

 

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(2015年8月20日、新宿で購入。1000円)