ルーロー飯の台湾風弁当
ルーロー飯の台湾風弁当(東京駅など)・・・第2弾もとても美味しかったのだ
「駅弁で世界旅行」をコンセプトにしたシンビーノとのコラボ駅弁の第2弾で、期間限定で売り出された、ルーロー飯の台湾風弁当が新宿駅で売られていたのを見つけて、早速購入してきました。
前回の南仏風ブイヤベースごはん弁当がとても美味しくて、今度新しいのが売られていたら買おうと心待ちにしていましたから、発見した時には迷いなく買いましたね。
今見ても、なんだかウキウキした気分です。ちなみに私は中華料理が大好きなのですが、駅弁には当然のことながら中華は少なく、横浜中華弁当くらいしか中華らしい中華は無いので、とにかく今回のルーロー飯の台湾風弁当は最高でしたね。
今回は駅弁の掛け紙が赤いので、コラボしたシンビーノも、ホワイトではなくてレッドをもらいました。(どちらか1本を、タダで頂けるのです。)
そうそう、台湾風駅弁と言えば、以前に東武鉄道で売られていた台湾排骨弁当(ぱいくう弁当)が最高に美味しかったのを思い出しました。何故かあれは、途中で急に販売が打ち切られてしまったようで、とても残念です。
たぶん、どなたでも美味しく食べられる台湾風駅弁
では、ルーロー飯の台湾風弁当の中身を見てみましょう。メニューは掛け紙に書いてある通りで、いちおう以下にも記します。
・魯肉(ルーロー)飯 ・煮玉子 ・大根餅 ・蒸し鶏のネギソース ・台湾風胡瓜のきんぴら ・イカ炒めバジル風味 ・青ザーサイ
魯肉(ルーロー)飯とは、台湾でポピュラーな、煮込んだ豚肉をご飯にぶっかけて食べる料理の事だそうで、蓋を開けると、日本ではあまり見かけないタイプの「肉めし」を、目にします。
この豚の煮込み、豚肉だけでなく干し海老や干し椎茸と共に煮込んであり、非常に出汁の効いた味となっています。見た目だけだと単なる濃くてしょっぱい料理のような気がしますが、決してそんな味ではありません。
メインディッシュではないのに、おかずで目立つのは煮玉子です。そのままで食べると味付けがかなり薄いので、上述したルーロー飯と一緒に食べると、日本人の口にも全く違和感なく溶け込む感じがしますね。
上記の写真の手前側二つ(下記の写真では奥側二つ)は、下の写真で説明すると、左側が大根餅です。とってもモチモチして、半分デザートのような感覚にもなりました。右側は蒸し鶏のネギソースです。これも非常に淡白な塩味で、日本の鳥めし駅弁とは異なる鶏肉の食べ方になります。
なお、ちゃんとアップでは写していませんが、台湾風胡瓜のきんぴらとイカ炒めバジル風味もともに美味しく、個人的には全く飽きが来ないで食べていられました。
煮玉子をガブっと半分にしたところです。味付けされてはいるものの、先に書いた通りとても薄味です。これ単体で食べると、ちょっとゆで卵を食べている感じになります。
最後に、青ザーサイを載せておきます。これがまた、薄味で美味しくてね。ふだん食べているザーサイと違って、たいへん上品でした。
こう書いてくると、全体的に非常に薄味に作られているのかと想像するかもしれませんが、決してそんな事はないです。濃いめのものと薄めのもののバランスを取りつつも、やや日本人の味覚を意識して、ソフトな中華料理に仕上げている感じでしょうかね。
全体としての味わいは、一緒に食べた妻曰く、「これはかなり上位の美味しい駅弁だ」との事でしたので、・・・つまり非常に美味しいって事です(^^♪
そしてシンビーノを飲みながら、この駅弁を食べる訳ですね。「どんな料理にも合う合う!」というのがシンビーノであり、今回もそれが証明された感じがします。第三弾が、楽しみになりました。
(2017年2月6日、新宿駅で購入。1100円)