トルコ弁当
トルコ弁当・・・超珍しい海外系の駅弁、一度は食べておきたい
パリのリヨン駅で売られている駅弁、パリリヨン弁当とパリ幕の内弁当を買おうと東京駅に立ち寄った際に、たまには別の駅弁売り場の「膳まい」でも覗いてみるかと行ってみたところ、偶然発見したのがこのトルコ弁当です。
パリを買おうと思ってトルコを発見する、実に不思議な感覚です。というか、なぜトルコ料理を駅弁にしようと考えたのか、そのコンセプトが全く分からないので、「当店オススメ」と書かれても、けっこう困惑しました・笑。
で、けっきょく後日買ったわけであります。だいたいトルコ料理なんて食べた事ありませんから、美味いのかどうなのか悩むよりも、は興味本位で食べてみるしかありません。それに、駅弁の掛け紙を集めている人ならば、トルコ弁当なんてレアですから、買っといたほうが良いでしょうね。
(ちょいとブレた写真になっています。ごめんなさい)
だいたい、ぐでたま弁当やカシオペア弁当のような不思議な駅弁をいろいろと販売している膳まいですから、トルコ弁当だってOKですよね。買ってみると、食べて見たくてウズウズしました。
⇒追記:ケバブ弁当も販売しています
トルコ弁当は、トルコ風の幕の内弁当と言って良いだろう
さーて、自宅に持ち帰って、さっそく封を開けてみました。中身は、店頭のディスプレイの通りですね・笑。それにしても、なんでトルコなんだろう。未だに謎です。。。
【お品書き】
・ひよこ豆のピラフ ・チキンミートローフ ・白いんげん豆の煮物 ・ほうれん草の炒め煮 ・彩り野菜のトマト煮 ・季節の野菜のお焼き ・チーズ入りクロケット ・スパイシーピラフ ・トルコ風ドライあんず
いや~、じっくり見ていると、これはトルコ風の幕の内弁当といって良いでしょうね。外人はこういう幕の内っぽい食べ方はしませんからね。
「トルコなのに白ごはんかよ、料理に合うのかな?」と思いきや、バターライスでした。お品書きにもピラフと書いてある通りです。これがまた何とも愉快な味わいで、このご飯だとトルコ風のおかずとマッチするから面白いです。
ミートローフは白いピラフにもスパイシーピラフにもぴったりで、なかなかこれは美味い駅弁といって良いでしょう。下記の写真のように、白いんげん豆の煮物が、いかにも中東辺りの料理って感じですよね。中東やアフリカって、豆の煮物をよく食べますから。
下記は、チーズ入りクロケット。鶏のから揚げみたいな見た目です。クロケットって何だ?と思ってググってみたら、小さい揚げ物の事だそうです。
このクロケットも含めて、ホウレン草や野菜の煮物とか、野菜を団子状にこねて焼いたものとか、それぞれに食べた事のない味わいなのですが、どれも全く拒否感なく完食しました。商品を作り上げる過程で、日本人にも無理なく食べられるように工夫されたのだろうなと感じます。
という事でこのトルコ弁当、いったいいつまで売られるのか全く予測が付きませんので、気になったならばすぐに購入されることをお勧めします。首都圏主要駅の膳まいの売り場をいくつか見ましたが、私は東京駅の南通路店でしか見かけませんでした。
⇒2016年7月31日追記:トルコ弁当シリーズとして、ケバブ弁当も販売開始のようです
あ、そうだ、僕のあまり好きでないあんずが、トルコ風のドライあんずとして入ってました。なんで駅弁にあんずを入れるんだか・笑。崎陽軒のシウマイ弁当や峠の釜めしにも入ってますけど、あんずだけは要らないです。
(2016年5月8日、東京駅で購入。)